「竹やぶバーニング」を読みました
雑誌「小説宝石 2018年 10 月号 」掲載の
伊坂幸太郎さん「竹やぶバーニング」を読みました。
何とユニークな発想なのでしょう。
舞台は、仙台の七夕まつりです。
七夕まつりと言えば、織姫・彦星です。
日本のおとぎ話にちなんだのか、この話には、かぐや姫が登場します。
かぐや姫と言えば昔話ですが、この話の舞台は現代なので、
ホスト、SNS、スマートフォン、ネットオークションなど、
いかにも現代らしい風景を表わす言葉が、あちこちに出てきます。
一見ミスマッチのような、不思議さがおもしろかったです。
ところで、タイトルの「竹やぶバーニング」ですが。
バーニングとは、直訳すれば「燃えている」という意味ですよね。
この小説では、火事の場面が出てくるので、
それがタイトルになったということでしょうか。
「竹やぶ焼けた」ですね。
お話の突飛さもユニークでしたが、タイトルもユニークです。
伊坂幸太郎さんの発想力に感服しました。
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- 2018.10.07 Sunday
- 雑誌・新聞
- 06:39
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- by 季ララ