「首折り男のための協奏曲」文庫本を読みました

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    文庫本になりました。「首折り男のための協奏曲

     

    文庫本の楽しみのひとつに「解説を読むことができる」ということがあると思います。

    この本の解説は、福永信さんです。

    福永さんは、この小説についての解説はもちろんですが、

    今までに書かれた、伊坂幸太郎さんの文庫の解説についても解説してくれていました。

    楽しかったですねえ。

    最後の一文もナイスです!

    くすっと笑わせてもらいました。

     

     

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    週刊ポスト

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      週刊ポスト 2014年 3/7号

      「ポスト・ブック・レビュー」のページに、伊坂幸太郎さんのインタビューが載っていました。
      「首折り男のための協奏曲」のレビューとインタビューの記事です。

      ご自身がクワガタを飼っていたことがあり、「首折り男のための協奏曲」のクワガタの話は
      ノンフィクションだというエピソードは、別のインタビューでも読んだことがありましたが、
      このページでは、さらにノンフィクションエピソードがありました。

      黒澤の釣り堀シリーズ。
      伊坂幸太郎さんも、息子さんと一緒に釣り堀に出かけられたそうです。
      うふふふ。
      仲良し親子ですね。釣りの成果はどうだったのでしょうか。


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      「首折り男のための協奏曲」カード

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        「首折り男のための協奏曲」のカードを作ってみました。


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        協奏曲と「合コンの話」

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          「Story Seller2」の「合コンの話」を読みました。
          単行本「首折り男のための協奏曲」では、どこを改稿したのか気になります。
          以下、ネタバレを多く含みますので、ご注意ください。


          「首折り男のための協奏曲」では、最後のお話「合コンの話」です。
          雑誌「Story Seller Vol.2」に掲載されたのは、2009年4月です。
          その後、文庫化されたのが、2010年2月です。
          わたしが読んだのは、文庫本の方です。

          単品としても、おもしろいお話です。
          刊行記念インタビューによると、
          この小説を書いたころ、伊坂幸太郎さんは普通のエンタメを書くのが
          おもしろくないと思っていたようです。
          「やっぱり小説って、書き方によっていろいろ変わるよね」
          というのを短編でやろうと思って、書いたのが「合コンの話」だとか。

          なるほど!
          それで、ああいう形なんですね。
          他では見かけたことのない展開の仕方で、すごく新鮮です。

          さて、改稿ですが。
          内容は、ほぼそのままでした。
          「首折り男の周辺」につなげるために、メールに少し加筆はありましたけど。
          それは想定済みですね。

          あと、棋士のエピソード(「首折り男のための協奏曲 P285)」が
          「Story Seller 2」には、無かったです。
          この話を加えてくれたのは、伊坂幸太郎さんのサービス精神でしょうか。
          お話がもっと面白くなりますものね。


          これで、7話を再読し、改稿探検シリーズはおしまいです。
          伊坂幸太郎さんの小説は、「ひと粒で二度おいしい」ものが多いと思います。
          そして、この「首折り男のための協奏曲」は、
          二度どころか七話分・・・つまり七度もおいしい思いをさせてもらいました。
          ありがとうございました。




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          協奏曲と「相談役の話」

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            怪談専門誌「幽」の「相談役の話」を読みました。
            単行本「首折り男のための協奏曲」では、どこを改稿したのか気になります。
            以下、ネタバレを多く含みますので、ご注意ください。


            「首折り男のための協奏曲」では、6番目のお話「相談役の話」です。
            「幽」は怪談専門誌です。2010年12月に発売になりました。

            伊坂幸太郎さんが、刊行記念インタビューでもおっしゃっているとおり
            「幽」に掲載されている「相談役の話」では黒澤は出てきません。
            その代わり「興信所まがいの仕事を得意とする知人の男」が出てきます。
            そして、主人公の作家である「私」の書く小説には、黒澤という名の泥棒探偵が出てきて、
            その造形の一部は、知人の興信所まがいの仕事をする男を参考にしている、とあります。

            それから、名前がひとり、変更されていました。
            たぶん・・・。
            その名前は、他の話に出てくる人物と同じだからでしょうね。
            全く違う人物同士ですからね、同じ名字だとややこしいですもの。

            この話のラストはおもしろいですよね。
            確かに、それも怪談かも。
            伊坂幸太郎さんらしい怪談話で、さすが!とうなっちゃいました。



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            協奏曲と「月曜日から逃げろ」

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              「yomyom(ヨムヨム)」の「月曜日から逃げろ」を読みました。
              単行本「首折り男のための協奏曲」では、どこを改稿したのか気になります。
              以下、ネタバレを多く含みますので、ご注意ください。


              「首折り男のための協奏曲」では、5番目に登場する「月曜日から逃げろ」です。
              雑誌「yomyom(ヨムヨム)」に掲載されたのは、
              2013年2月に発売された2013年冬号です。
              約1年前のことですね。

              さて、お話の内容と改稿についてです。
              このお話は、伊坂幸太郎さん曰く「釣り堀シリーズ」第二弾ですね。
              ということで、「首折り男のための協奏曲」内での釣り堀つながりは明白です。
              もうひとつ、内容でのつながりキーワードは
              「チャップリン」と「逆回し・逆回転」でした。

              そこで発見!

              きのう文芸誌「新潮」の「人間らしく」を読んでいて気がついたんですが。
              単行本「首折り男のための協奏曲」の「人間らしく」に出てくる
              チャップリンの消防夫の話が、文芸誌「新潮」の「人間らしく」には無かったんですよ。
              だから、「月曜日から逃げろ」につなげるために加筆されたのだと思っていました。

              ところが!

              今日、雑誌「yomyom(ヨムヨム)」の「月曜日から逃げろ」を読んでいたら。
              何と、チャップリンの消防夫の話が出てきたんです。
              そう、元々の「月曜日から逃げろ」には、チャップリンの
              「消防夫」の話も「給料日」の話も、両方ともあったんです。
              どうやら、「首折り男のための協奏曲」では、
              「消防夫」の話の方を「人間らしく」に移動させたようですね。

              なるほど!うまいですねー。
              新しい話を付け加えるという加筆ではなく、移動させるという形の加筆。
              まいりました!




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              協奏曲と「人間らしく」

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                文芸誌「新潮2013年1月号」の「人間らしく」を読みました。
                単行本「首折り男のための協奏曲」では、どこを改稿したのか気になります。
                以下、ネタバレを多く含みますので、ご注意ください。


                「首折り男のための協奏曲」の4番目のお話は、この「人間らしく」です。

                伊坂幸太郎さんの、刊行記念インタビューによると、
                「釣り堀シリーズ」第一弾だそうです。
                第二弾は、次の「月曜日から逃げろ」ですね。うふふふ。

                さて、改稿の件。
                ほんの少し追加されている部分がありましたね。
                たぶん、「月曜日から逃げろ」につなげる意味があるのだと思いました。

                そして、また見つけました!「およびでない」
                「首折り男のための協奏曲」の152ページです。
                この文は、「新潮」版にはありませんね。

                そのようなルールは、あの三人からお呼びでない、と追い返されるのがオチではないか。

                伊坂幸太郎さん、この「お呼びでない」の言葉がお気に入りなのでしょうか。
                おもしろいですね。




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                協奏曲と「僕の舟」

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                  「最後の恋 MEN'S」の「僕の舟」を読みました。
                  単行本「首折り男のための協奏曲」では、どこを改稿したのか気になります。
                  以下、ネタバレを多く含みますので、ご注意ください。


                  「首折り男のための協奏曲」での3番目のお話は「僕の舟」です。
                  文庫本「最後の恋 MEN'S」が出たのは2012年6月です。
                  文庫本に収録される前に 「小説新潮」の2011年12月号に掲載されました。
                  わたしは、その両方を読んでいましたが、今回再読したのは文庫本の方です。

                  さて、お話の内容と改稿についてですが。
                  伊坂幸太郎さんは、刊行記念インタビューで、短編は苦手だとおっしゃっています。
                  また、新潮社さんのことを、デビューした版元なので、ホームグランドだとも。
                  なので「新潮社で年に一回短編を書きましょう」シリーズが、
                  伊坂幸太郎さんの中でおありのようです。うふふ。

                  確かに、新潮社さんと伊坂幸太郎さんはご縁が深いようです。
                  新潮社さんから出版される伊坂幸太郎さんの単行本の表紙は、
                  いつも三谷龍二さんの作品ですよね。素敵です。
                  今回の「首折り男のための協奏曲」では、
                  キャッチボールと鉄の棒と小刀ですね。
                  「時空のねじれ」がキーワードのようです。

                  「僕の舟」
                  このお話も「時空のねじれ」とか「人生の分岐点」がキーワードでした。
                  はい、「最後の恋 MEN'S」版には、ちゃんと「人生の分岐点」という
                  言葉は出てきますよ。これは、はずせない言葉ですよね。

                  改稿は、ほとんどありませんでした。
                  ただひとつ (ん?)と感じたのは、夫の名前です。
                  妻の名前は「若林絵美」
                  これは「首折り男のための協奏曲」でも、そのまま使われているのに対して、
                  夫の名前が「若林拓司」から「若林順一」に変わっていました。
                  わたしには、この変更の意味がよくわかりませんでした。
                  きっと、何か理由があるのだと思いますので、その理由を知りたいです。
                  おわかりになる方、教えてくださいませ。



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                  協奏曲と「濡れ衣の話」

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                    「文芸BRUTUS」の「濡れ衣の話」を読みました。
                    単行本「首折り男のための協奏曲」では、どこを改稿したのか気になります。
                    以下、ネタバレを多く含みますので、ご注意ください。


                    「首折り男のための協奏曲」では、2番目のお話が「濡れ衣の話」です。
                    雑誌「文芸BRUTUS」に掲載されたのは2012年12月です。
                    わたしが読んだのは、この雑誌ですが、「濡れ衣の話」が最初に世の中に出たのは
                    「小説新潮」2010年7月号だったようです。

                    さて、お話の内容と改稿についてです。

                    たくさん削られたとか、加筆されたとかの大幅な改稿はないと思います。
                    (あれ?)と感じたのは、登場人物の名前と一人称の違いでしょうか。
                    それと、キャッチボールの話が、
                    「首折り男のための協奏曲」では15年以上前とあるのが
                    「文芸BRUTUS」版では、20年以上前となっていたことかな。

                    あとは、他のストーリーとのつながりのために、それなりに修正が加えられていました。
                    でも、このお話のキーワードは「時空のねじれ」ですものね。
                    それは、もちろん外せないキーワードで、どちらにも健在です。

                    「首折り男のための協奏曲」に加筆された部分で、おもしろかったのは
                    「お呼びじゃないよ」ですね。あははは。 (P76)
                    伊坂幸太郎さんが刊行記念インタビューでおっしゃっています。
                    「僕の舟」の中で、60年代の銀座の雰囲気をつかむために
                    お母様にお訊ねになったそうです。
                    お母様からは「植木等さんの映画を見れば判る」とのアドバイスをもらえたとか。
                    そのアドバイスのおかげなのか、「僕の舟」の中には
                    植木等さんの「お呼びじゃないよ」のフレーズが出てきます。
                    そのつながりでしょうか。
                    この「濡れ衣の話」でも、このフレーズが加筆されていました。
                    伊坂さん、ナイス!ですね。

                    改稿前も後も、楽しめるお話です。




                    「伊坂幸太郎さんの本を読む」の「首折り男のための協奏曲」のぺージはこちらです。

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                    協奏曲と「首折り男の周辺」

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                      「Story Seller」の「首折り男の周辺」を読みました。
                      単行本「首折り男のための協奏曲」では、どこを改稿したのか気になります。
                      以下、ネタバレを多く含みますので、ご注意ください。


                      「首折り男のための協奏曲」は、この「首折り男の周辺」から始まるんですものね。
                      最初の最初はどうだったのか気になります。
                      文庫本が出たのは2009年1月です。
                      わたしが読んだのは、その文庫本ですが、最初に世の中に出たのは
                      「Story Seller」という雑誌だったようです。2008年4月。

                      さて、お話の内容と改稿についてですが。
                      伊坂幸太郎さんは、刊行記念インタビューでおっしゃっています。
                      「単行本に収録するにあたり、骨格だけ残す感じで短くしました」と。

                      はい、まさにそうでした。
                      あちこちが削られていました。
                      単行本を読んだ時は、全然違和感がなくてすんなり読めたのは
                      削った部分がある分、残った部分に少し修正を加えて、
                      他のストーリーとのつながりが強くなったからかもしれません。
                      登場人物の名前とか、経歴とか、次のストーリーにつなげるための改稿だと思いました。



                      改稿によって、よりおもしろくしてくれてありがとうと思う部分もありました。
                      単行本の最初のページ(P7)に、疑う夫婦の二人の息子が住んでいる場所が書かれています。

                      「長男は中国に、次男は中国地方の山口に住んでおり、なかなか会うこともない」

                      わたしは、この「中国」つながりのユニークさが印象に残っていました。
                      ところが、「Story Seller」では、中国じゃないんですね。しかも一人息子だし。

                      「一人息子も転勤で関西に行ってしまったため」と、あります。

                      確かに、ここを改稿しても、ストーリーに影響はないと思います。
                      削除が多い分、こうして新たにクスっと笑える言葉を加えてもらえてうれしいです。



                      もうひとつ。ストーリーには影響はない言葉の変化。

                      単行本のP26で「銀行のATMコーナー」という言葉が出てきます。
                      「Story Seller」P36では「銀行のキャッシュディスペンサー」となっています。

                      今や「ATM」という言葉の方が普及しているからでしょうかねー。うふふ。



                      「首折り男のための協奏曲」の「首折り男の周辺」は協奏曲の序奏だと思います。
                      「Story Seller」の「首折り男の周辺」
                      伊坂さんが刊行記念インタビューで「いま読み返すと、良くできていますよね」と
                      笑いながらおっしゃっています。
                      はい!
                      「首折り男のための協奏曲」を読んだ後で、こちらを読み返すと
                      どちらの「首折り男の周辺」も味が深くなりました。




                      「伊坂幸太郎さんの本を読む」の「首折り男のための協奏曲」のぺージはこちらです。

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